追記:2022/3/10
2021年度4学期 Ⅱ類情報通信工学プログラム(偶数)の授業その他について書きます。
おはようございます。20生のくーらーと申します。後期も長かったですね...。皆さんお疲れさまでした。
今年の春休みこそは何か生産的な活動をしたいのですが,とりあえず教習所を捌かなければいけません。よい子のみんなは余裕のある時に早めに取っちゃいましょう...
(大学が忙しすぎてそんな暇がない??? わかります...)
(集中講義がないんだったら長期休暇で合宿行くのがいいと思ってます)
個人的に後期は調布祭(オンライン)や成人式,サークル活動等々楽しいイベントが多かったのとともに,オンデマンド授業をためすぎて試験前に痛い目にあったりもしました。今期の試験期間が一番きつかった気がします(自業自得)。
電通大は,「2年生が一番楽」と言われる風潮にありますが,別にそんなことなかったと思っています(詳しくは後日どこかでやるかもしれません)。
というわけで,中身へいきましょう。
- #uec_reviewとは?
- 情報通信工学プログラムの4学期の授業の特徴
- 今期の時間割と,補足
- 履修していない科目
- 月2:回路システム学第一(hn)(必修)
- 月3:論理回路学(kjm)(選択必修)
- 月5:数学科教育法Ⅲ(hzm)(教職)
- 火1:応用数学B(jun)(必修)
- 火2:AES(Ⅱ類Cクラス,hnd)(必修)
- 火3:生涯スポーツ演習B(A,B,C,Dいずれかを履修)
- 火4:計算機アーキテクチャー(選択必修)
- 火5:情報科教育法Ⅱ(教職)
- 水2:社会学B(人文科目)
- 水3:基礎演習B(hn&jun)(必修)
- 水5:社会思想史B(人文科目)
- 木2:基礎情報通信(選択必修)
- 木4:電磁気学第一(sho)(必修)
- 木5:AI時代のエンタテインメントビジネスと著作権(共通単位)
- 金1,2:アルゴリズムとデータ構造およびプログラミング演習(ogw)(必修)
- 集中講義:特別支援教育総論(教職)
- おわりに
#uec_reviewとは?
Twitterで,#uec_review と検索すると先輩が受けた過去の授業の総評や感想などがたくさん載っているのでぜひ調べてみてください。
電通大は必修科目が多く,かつ学籍番号やクラスで担当教員が(勝手に)決められてしまう場合が多いので,あまり参考にはならないかもしれませんが,科目の選択が増えてくる2,3年次以降は見てみてもいいかもしれません。
(また,自分がTwitterでreviewをやらない理由はアカウント削除&ツイート削除を繰り返しており,未来に残らないからです)
情報通信工学プログラムの4学期の授業の特徴
自分が所属しているⅡ類情報通信工学プログラムの授業の特徴(というか,時間割のシステム)は,
・電子情報学プログラムとほぼ同一の授業が行われる
・プログラムで分けられている授業より,学籍番号偶数/奇数で分けられている科目が多い
・一部の授業はMエリアのプログラムと同時に行われる
ことです。特に2個目が大事で,「プログラムが同じなのに同じ先生の授業をほとんど取っていない」みたいなことが起こりえます。
4学期,情報通信工学プログラムには,5つの選択科目があります。
・論理回路学
・計算機アーキテクチャー
・基礎情報通信
・数理統計
・基礎電子工学
この5つに加えて,3年次に開講される
・情報理論(5学期)
・信号処理論(5学期)
・コンピュータネットワーク(5学期)
・電子回路学(6学期)
を合わせた9個の科目の中から,「選択必修科目」として6科目(12単位)を取得しないといけません。詳しくは学習要覧を見てもらえばと思います。
今期の時間割と,補足
情報通信工学プログラム/学籍番号偶数 の自分の今期の時間割です。
↑表示がクソデカサイズになってる可能性があります。すみません
色分け
青:対面
赤:zoom授業(ただし,火5以外はオンデマンド視聴可能)
黄:オンデマンド
緑:併用
履修していない科目についても少し触れておきます。また,丁寧語疲れるのでここからは常体で書きます。
履修していない科目
月1:キャリアデザイン
通称キャリデザ。何をやっているのかはあまり知らない。
(履修しなかった理由)
・月曜1限で対面はきつい
・情報科教員免許に知的財産権と技術者倫理が必須で,キャリアの単位は2科目(4単位)で十分なので単位的に必要ない
月4,木1,金4:英語演習および第二外国語運用演習
英語演習は前期取らなかった人用。二外運用演習はたくさん二外やりたい人向けの科目。
(履修しなかった理由)
・単位的に必要ない
月5:JAPIA寄附講座「自動車の大変革( CASE )に必要な技術」
面白そう。
月曜5限は他の科目が入っていたので断念。
木5:数理統計
統計に興味はあるが当該時間の他の授業が面白そうだったので断念。
履修者が試験前に口をそろえて「なんもわからん」と言っていましたが大丈夫だったんでしょうか...
金3:基礎電子工学
ガイダンス見て2回目の授業も見てよくわからなかったので履修しませんでした。選択必修の単位は5学期の3つ取れば足りそうなのでまあどうにかなるだろうのお気持ち。
ここから履修した科目たちです。まだ成績出てないのでフェアな状態で書けます。同名科目で複数先生がいる場合などは名前を書いています。敬称略
月2:回路システム学第一(hn)(必修)
授業形態:対面
成績評価:普段の課題,中間試験,期末試験"1",期末試験"2"
3学期の基礎電気回路の続きみたいな感じ。後半にラプラス変換の偉大さがわかる(応数Aさぼっててもどうにかなるけど適宜復習した方が良いかも)。授業は全編スライドで行われるのでギリギリzoomでもできたかと思いますが,先生のモチベに関わるのなら仕方ない。(こう考えてしまうってことはオンラインが体に染みついているんですね)
中間試験の結果が散々すぎて(平均点30行ってない?)「このままじゃ半分以上落単するよ」と言われた。その反省もあり(?)期末試験"1"はかなり簡単だったが,期末試験"2"はまあまあ難しかった。
授業自体は普通にわかりやすいと思った。授業内演習は真面目にやりましょう。
月3:論理回路学(kjm)(選択必修)
授業形態:zoomリアルタイム。オンデマンド可
成績評価:(2回に1回くらい出る)宿題,中間試験,期末試験。試験は対面
情報科教員免許必須科目だったので履修。回路の組み方について学ぶ(NANDとかXORとか)。カルノー図の偉大さを知れる授業。
前期の離散数学を学んでおいた方が多少は楽かもしれないがやってなくてもどうにかなるような気もする。情報通信工学プログラムでは選択必修だが,電子情報学プログラムでは必修科目になっているらしい。
月5:数学科教育法Ⅲ(hzm)(教職)
授業形態:対面
成績評価:模擬授業等
中学数学科教員免許取得に必須。高校はⅡ,Ⅲ,Ⅳのいずれかから1つ以上を選択(確か)。
各自模擬授業を行って,学生間,あるいは先生と,見学に来る数学科の先生たちから的確なアドバイスがもらえる。自分では全く考えなかったところを突いてたりしてかなり参考になった。面白い。
この授業の担当が来年度から変わるらしい。そっちも見てみたい。
火1:応用数学B(jun)(必修)
授業形態:zoomリアルタイム,オンデマンド可
成績評価:毎回の課題,中間レポート,期末試験(対面からオンラインに変更)
成績評価の仕方を初回授業で聞いてきたので毎年変わるのかも。先生は期末試験一本での成績評価をしたいらしい(楽ですし...)
ざっくりした内容はベクトル解析,線積分,面積分,微分方程式。内容はかなり濃く,毎回やることもかなり多い。が,かなりまとまっていてわかりやすい授業だと思う。物理学概論第二や基礎電磁気学でなんとなく使われていた線積分や面積分の意味がやっとわかる。遅い。
対面を予定していた期末試験をオンラインに変更してくれる柔軟性もある。ただし2限が対面試験だったので結局大学でオンライン試験を受けた。
火2:AES(Ⅱ類Cクラス,hnd)(必修)
授業形態:オンライン→対面
成績評価:出席(?),期末essay,期末試験
10月末くらいに対面授業が中心になってから対面に切り替わった科目。内容は前期と変わらず,CNNニュースのテキスト(誤植多数)に沿って進めていく。
日本語で授業が進むのが一番大きい。対面という点を除けばかなり緩い。期末試験もそんなに難しくない。
火3:生涯スポーツ演習B(A,B,C,Dいずれかを履修)
授業形態:対面
成績評価:平常点,最終レポート
スポ演A落ちたの未だに許してない。こいつのせいで火4の試験を大学で受ける羽目になった。
今年はテニス・護身術・屋内球技・ボディーワーク・ジョギング&トレーニングの5つから1つを選択。自分はジョギング&トレーニングを履修。なんで取ったのかはよく覚えていない。トレセンの使い方がわかった。運動不足の自分にはきつかった。
火4:計算機アーキテクチャー(選択必修)
授業形態:オンデマンド
成績評価:小課題2回,期末試験(オンライン)
選択科目。オンデマンドで楽そうだったので履修。内容は結構面白い。若干論理回路と重なっている部分がある。FE(基本情報技術者試験)にも出るような箇所もあるらしい。小課題,期末試験ともにGoogleフォームで数字を選ぶマーク式だった。期末試験は時間がかなりきつかった(というか解き終わってない)
(おなかすいた)
火5:情報科教育法Ⅱ(教職)
授業形態:zoomリアルタイム
成績評価:わからん
今期の癒し枠。情報教育等々についていろいろ知ることができる。情報科教育法Ⅰを履修してからの履修がおススメされているがⅡが先でも平気(自分はまだⅠを取っていない)。
2025年度入試から国立大受験生に共通テストで「情報」が課せられることが決まったこともあり今一番熱い科目だと思う。楽しかった。
水2:社会学B(人文科目)
授業形態:オンデマンドだが,当日中にレスポンスカードを提出するので猶予はない
成績評価:出席,小テスト×2,(小テストと同様の形式での)期末試験
第一希望。夏に受けた教育制度論Bで社会学に興味がわいたので履修。内容は家族社会学,労働社会学,都市社会学など。割と人文系科目の中では良いと思う。結構人気なので抽選に通るかは怪しい。
小テストも授業をちゃんと聞いていればたぶんどうにかなる。オンデマンドだが,当日中にレスポンスカードを提出する必要があるのでほぼオンデマンドでないことに注意。
水3:基礎演習B(hn&jun)(必修)
授業形態:応数Bの方はオンライン,回路の方は対面
成績評価:両方それぞれで6割を超えていないと単位は出ない。
演習科目。回路の方は終わらなかったら持ち帰り可だが,応用数学の方はその時間内に提出なのでとにかく時間がない。
水5:社会思想史B(人文科目)
授業形態:オンデマンド
成績評価:最終レポートのみ?
第一希望。社会思想というとなんかやばそうに聞こえるが,「死生観」について学ぶ授業。歴史の中で人々の死生観がどのように変化してきたか,かなり細かく教えてくれる。
内容はかなり面白かったのだが,完全オンデマンドだったので期末試験期間まで貯めこみ,痛い目にあった。オンデマンドは毎週ちゃんと消化しましょう。
木2:基礎情報通信(選択必修)
授業形態:zoomリアルタイム,オンデマンド可
成績評価:毎回の演習,中間レポート,期末試験(対面からオンラインに変更)
通信について広く薄く学べる授業。より詳しくは3年生でやるらしい。セキュリティ情報学プログラムの人の履修も多い。
授業内で通信の豆知識クイズみたいなのもあっていい意味でリラックスできる時間があったりする。演習や試験も授業を聞いていればできる難易度でちょうどいい。迷ったら履修しておいた方が良いと思う。
木4:電磁気学第一(sho)(必修)
授業形態:オンデマンド
成績評価:毎回の演習,期末試験(オンライン)
電子情報学プログラムでは選択必修科目らしい。基礎電磁気学よりちょっと細かくやるくらいで,大きく内容が変わっているわけではない気がする。説明がかなりわかりやすくて好き。
試験は普通にムズい。自分はこの科目の試験が今学期最後の試験でした。
木5:AI時代のエンタテインメントビジネスと著作権(共通単位)
授業形態:対面4回以上必須。それ以外は原則zoomリアルタイム
成績評価:出席,期末レポート
共通単位は足りているが,面白そうだったので履修。期末レポートはゴミみたいな完成度で提出したので,履修登録しないで潜るのが正解だったかも。
各回いろんなところから著名人が来て,話を聞ける。これだけでもかなりの価値があると思っている。ただ,音楽関係の人が半分を占めるのに加え,「著作権」という共通のテーマがあるため若干内容が被ってくる部分がある。まあ仕方ない。
金1,2:アルゴリズムとデータ構造およびプログラミング演習(ogw)(必修)
授業形態:zoomリアルタイム,オンデマンド可
成績評価:各回の課題,期末試験(対面)
全15回の課題をすべて提出しないと期末試験の受験資格がない。学籍番号で前半クラスと後半クラスに分ける。前期の「数値解析およびプログラミング演習」とクラスが同じだと思っていい。
科目名の通りで,アルゴリズムとデータ構造について学ぶ。数値解析および~~より何をやっているかがわかりやすく,プログラミングも比較的ちゃんとやる。授業資料がとても縦に長いが,よくよく考えると数値解析および~~の方が長かったような気もする。途中から9時に起きれなくなってオンデマ化した。
期末試験は水曜日の3限に実施した。なんで?
集中講義:特別支援教育総論(教職)
授業形態:オンデマンド
成績評価:課題と試験
オンデマンド動画視聴型。声がいいので一気に聞いててもつらくない。内容は教科名のとおり特別支援教育に関すること。教科としては結構新しいらしい。
特別支援教育に関すること,と言っても通常級で活かせることもたくさんある気がする。教育相談や教育心理学で聞いたことのある話も出てきたりする。先生が機械に弱いという点を除けば特に不満はない。
おわりに
普通に自粛生活飽きたけど,週3回登校で結構きついのでコロナ収束しても対面週2,3がうれしい。
週5対面を乗り切ってきた先輩方に敬意を表して
2022/2/20 くーらー